「Story Barrel(ストーリーバレル)」はフリーランスの編集者、クリエイティブ・ディレクター高木秀明の称号となり、雑誌や書籍、Webの制作を行っています。企画から取材、執筆、デザインまでをトータルでプロデュースいたします。


「Webはまだまだ」ということを、紙専門の方からよく言われます。確かにテキスト部分の文字の美しさは、雑誌や書籍などの紙と比べると足下にもおよびません。それに加えて、モニタというものも読みづらさを助長しています。一方で、Web専門の方の中には「紙はなくなる」などと言う方がいます。

しかし誤解を恐れずに言えば、紙専門の方のおっしゃることは、Webを驚異に感じているからこその言葉でもあると思いますし、Web専門の方のそれは、紙をやったことがないゆえの言葉だと思うのです。WebはIT技術の進化によりますます美しく、そして便利になることは確実です。しかしだからといって、紙がなくなることはありません。


紙には紙の、そしてWebにはWebの利点と欠点があります。媒体という視点から見ると、どちらも“意図した情報をよりよく、わかりやすく伝える”ということでは同じでしょうが、その特性は大きく異なります。同じ情報が掲載されていたとしても、紙には手触りによる感触や、大きさや形までをもデザインとして取り入れることができます。またそのデザインによっては、持っていることの優越感なども感じてもらうことができるでしょう。

一方Webは、ネットワークにさえつながっていれば24時間いつでもその情報を見ることができますし、見せたい情報に動きを加えたり、3次元的に表現してインパクトやストーリーを持たせることも可能です。さらに公開後の情報の更新、情報に対する意見を集めて集計し、公開することも可能です。そして基本的に掲載スペースは無限です。つまり紙の利点とWebの利点とはお互いを補い合うものであり、決して競合するものではないのです。Story Barrelでは、紙もWebもどちらも扱うことができます。誰に何をどう伝えたいのか、クロスメディアも含め、それぞれの特性を活かした企画や構成を考えることが可能です。

高木秀明は出版社、Web制作会社を経て2003年8月より、フリーランスで雑誌やWebの編集、ディレクションを行っています。主なものには、2003年9月〜12月末までに一億ページビューを達成した「2003 東京モーターショー公認サイト」、毎日コミュニケーションズより2004年6月末に発売したWebデザインについての書籍「Smart Web Design」、2004年7月〜2005年4月「週刊ペット大好き!」にて「犬種別特集」、2005年7月〜現在にかけてミサワホームのWebマガジン「ミサワオーナーズクラブ」、そして2006年2月にオリジナルサイトとなる、親子で楽しめる遊び場、イベントを紹介する「Kid's Event (キッズイベント)」をプレオープンしました。詳しくは「WORKS」をご覧ください。